PerchAI
Perchの使い方

ルーティン

タスクを一度保存すると、Perchがスケジュールどおりに、またはあなた自身のコードから呼び出されたときに、クラウドで実行します。コンピューターの電源が切れていてもかまいません。各実行は、読んで続きを話せるチャットとして開きます。Pro向けのベータ版です。

ベータ版

ルーティンは、すべてのProアカウントで有効になっています。Perch Terminalのサイドバーで、Artifactsの下にRoutinesが表示されていれば、あなたのアカウントで有効です。

ルーティンとは、保存されたクラウドタスクのことです。名前、指示、モデル、そして何をきっかけに開始するかで構成されます。その時が来ると、Perchはあなたの指示を最初のメッセージとしてクラウドエージェントを開始します。実行はプライベートなクラウドワークスペースで行われるため、コンピューターの電源は切れていてもかまいません。終わったら、その実行のチャットを開いて何をしたかを読み、さらに頼みたいことがあれば会話を続けられます。

ルーティンは、本来なら何度も繰り返し頼むことになる作業に向いています。たとえば、リポジトリのバグを毎朝確認する、平日ごとにサポートの受信トレイに目を通す、毎週の指標をまとめる、デプロイのたびに自分のツールからチェックを開始する、といった作業です。

ルーティンを作成する

Routinesを開く

ウェブのPerch TerminalまたはPerch Desktopで、サイドバーのRoutinesを選択し、続けてNew routineを選択します。

名前を付けて指示を書く

同僚に仕事を説明するときのように指示を書いてください。何を見るか、何をするか、何を返してほしいかです。たとえば、「サポートの受信トレイの新着メールを読んで。簡単な質問にはそれぞれ返信の下書きを作り、Gmailの下書きとして保存して。それ以外にはラベルを付けて。何も送信しないこと。」のように書きます。

モデルのメニューは指示欄の右下にあり、入力欄と同じ選択肢が表示されます。

必要に応じてリポジトリを選ぶ

コードの作業では、GitHubリポジトリとブランチを選びます。各実行はそれをクローンし、perch/に続けて短いIDが付いた名前の新しいブランチに作業内容をプッシュします。自動でマージされることはありません。リポジトリに触れない作業では、No repositoryのままにしておきます。

トリガーを選ぶ

Scheduleは決まった時刻に、または将来の指定した時刻に一回だけ実行します。APIはあなた自身のコードから開始します。どちらも下記で説明します。

接続、動作、通知を設定する

トリガーの下にある三つのタブで、ルーティンが使えるアプリ、リスクのある操作の前に止まって確認するかどうか、実行についてどう知らせるかを決めます。設定を参照してください。

Create routineを選択する

ルーティンは保存した時点でオンになります。最初の実行がいつになるかは、フォームに表示されます。

Perchに頼む方法もあります

ウェブ、Perch Desktop、CLIのどこでも、Perch Terminalのチャットで作りたいルーティンを説明するか、/scheduleと入力します(/routinesでも使えます)。Perchは足りない情報を尋ねたうえで、保存する内容をすべて載せたカードを表示します。名前、指示の全文、あなたのタイムゾーンでのスケジュールと次回の実行、モデル、接続、リポジトリ、設定です。

カードを承認するまで、何も保存されません。このカードはTake the Wheelを含むすべての権限モードで表示され、Auto Reviewが代わりに承認することもありません。別のものを指定しない限り、ルーティンはそのチャットで使っているモデルと、お使いのデバイスのタイムゾーンを使います。

ルーティン自体の実行から、ルーティンを作成したり変更したりすることはできません。

トリガー

スケジュール

繰り返し実行のタイミング
Every hour毎時、指定した分に実行します。
Every day指定した時刻に実行します。
Weekdays月曜日から金曜日の指定した時刻に実行します。
Every week指定した曜日の指定した時刻に実行します。
Custom分、時、日、月、曜日の五つのフィールドからなるcronスケジュールで実行します。
Once指定した日時に実行します。実行後、ルーティンには Done: it ran once. と表示されます。

どのスケジュールも選んだタイムゾーンで実行されるため、夏時間の切り替えで時刻がずれることはありません。ルーティンの実行は一時間に一回までで、それより頻繁に実行されるカスタムスケジュールは受け付けられません。

API

APIトリガーを使うと、デプロイスクリプト、監視アラート、別のアプリからルーティンを開始できます。保存すると、Perchが秘密のトークンを一度だけ表示します。そのときにコピーしてください。

ルーティンのページのTrigger from another appに、送信先のアドレスとリクエストの例が表示されます。

curl -X POST https://chat.perchai.app/api/routines/fire \
  -H "Authorization: Bearer <token>" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"text": "..."}'
  • textは省略可能で、2,000文字までです。命令ではなくデータとして実行に渡されるため、Perchはあなたの指示に書かれたとおりにしか使いません。たとえば、「アラートの本文を添付しています。リポジトリでその原因を見つけて。」のように指示します。
  • Perchは202と、新しい実行のrunIdとchatUrlを返します。
  • 一つのルーティンをこの方法で開始できるのは、一時間に30回までです。
  • Make a new tokenでトークンを置き換えると、古いトークンは使えなくなります。Delete tokenを選択すると、APIトリガーがオフになります。

今すぐ実行する

どのルーティンにも、トリガーの種類にかかわらず、ページにRun nowがあります。その一回の実行だけに追加のテキストを送るには、先にAdd a noteを選択します。

設定

接続

ルーティンが使えるのは、このタブで追加した接続だけです。自動で選ばれる接続はありません。Settings › Connectionsで接続済みのアプリなら、ルーティンごとに10個まで追加できます。

ルーティンはクラウドで実行されるため、他のクラウドエージェントと同じく、あなたのコンピューターで設定したローカルMCPサーバーは使えません。

動作

  • 既定はAsk before risky actionsです。実行はリスクのある操作の前にあなたの承認を待ち、ステータスはWaiting for youになります。RoutinesページにはA run is waiting for your approvalと、チャットを開くReviewボタンが表示されます。24時間回答のない承認は期限切れになります。
  • Run without askingでは、Perchは接続を通じた変更も含め、指示どおりの作業を止まらずに行います。以前に実行の様子を見届けたことのあるタスクに使ってください。
  • 既定はNew chat each runです。Keep one chatにすると、各実行が前回の続きになるため、前回から何が変わったかを伝えられます。

通知

Tell meで、実行についていつ知らせを受けるかを決めます。

  • After every run(既定)
  • Only when there's something to report. 各実行は、何か見つかったかどうかを報告します。何も見つからなかった実行はNothing to reportと表示され、通知されません。
  • Only when a run fails
  • Never

その下で、Phone notification、Email、またはその両方を選びます。スマートフォンへの通知には、ホーム画面に追加したPerchが必要です。メールにはルーティン名と結果が書かれ、回答の冒頭から始まり、チャットへのリンクが付いています。

Tell meがNeverに設定されていない限り、Emailのチェックを外していても、実行が失敗したとき、あなたの承認を待っているとき、開始できなかったときには、Perchから必ずメールが届きます。

ルーティンの状況を確認する

Routinesの一覧には、各ルーティンのスケジュール、次回の実行、前回の実行結果、オン/オフのスイッチが表示されます。まだ開いていない結果は件数で示されます。

ルーティンを開くと、その実行の一覧が表示されます。各実行がいつ始まったか、何によって開始されたか(Schedule、API、Run now)、結果はどうだったか、どれくらい時間がかかったかです。Open chatで実行のチャットを開けます。ルーティンのチャットはチャット一覧には表示されないため、毎時実行されるルーティンが他の作業を埋もれさせることはありません。各チャットは通常のクラウドチャットなので、フォローアップを送ったり、承認に回答したり、Changesパネルでブランチをレビューしたりできます。

ステータス意味
Running実行がまだ続いています。
Waiting for you実行を続けるには、あなたの承認が必要です。
Answered実行が完了しました。
Nothing to report実行が完了し、知らせるべきことは見つかりませんでした。
Failed実行がエラーで停止しました。理由が併せて表示されます。
Expired承認を待つ時間が24時間を超えました。
Stoppedあなたが実行を停止しました。
Skipped実行は開始されませんでした。理由が併せて表示されます。

次の場合、スケジュールされた実行はスキップされ、その次の実行は予定どおり行われます。

  • ルーティンの前回の実行がまだ続いている。一つのルーティンの実行が同時に二つ始まることはありません。
  • 前回の実行があなたの承認を待っていて、ルーティンが一つのチャットを使い続ける設定になっている。
  • 予定の時刻から30分以内に、Perchが実行を開始できなかった。
  • 予定の時刻から30分間、すでに三つのクラウド実行が進行中だった。
  • クラウド実行の一日あたりの上限に達していた、または今期間のクラウドワークスペースの時間を使い切っていた。

ルーティンを変更するには、ルーティンを開き、More actionsメニューからEditを選択します。スイッチでオフとオンを切り替えられます。Deleteはルーティンを削除しますが、そのチャットは残ります。

ルーティンのモデルが提供されなくなった場合、Perchは勝手にモデルを切り替えるのではなく、ルーティンをオフにしてその旨を表示します。別のモデルを選んでから、もう一度オンにしてください。

使用量と上限

  • 最大20個のルーティンを同時にオンにできます。
  • 各ルーティンの実行は一時間に一回までです。
  • 各実行はクラウドエージェントの実行です。モデルの使用量はプランの通常の上限にカウントされ、ワークスペースの時間は請求期間あたり30時間のクラウドワークスペースの時間にカウントされます。同時に実行できるクラウド実行は三つまでという上限は、ルーティンの実行と他のクラウドチャットで共有されます。

トラブルシューティング

Routinesが表示されない。ルーティンはProに含まれます。Proアカウントでサインインしていることを確認してください。

スケジュールが受け付けられない。ルーティンの実行は一時間に一回までです。また、Onceの時刻は未来である必要があります。

実行にSkippedと表示される。理由がその横に表示されます。それぞれの理由については、上記の一覧を参照してください。

メールが届かない。Tell meがNeverに設定されていないことを確認し、迷惑メールフォルダも確認してください。Perchが現在メールを送信できない場合は、ルーティンのページにその旨が表示されます。