PerchAI
Perchの使い方

ワークスペース

デスクトップとCLIでのPerchのワークスペースは、範囲が限定されたフォルダに、本物のファイルブラウザ、差分表示付きのエディター、ライブのターミナル、キャンバス、ブラウザセッションを備えています。それぞれの役割を説明します。

デスクトップやCLIでPerchを使うとき、あなたが作業しているのは、たまたまファイルのアップロードを受け付けるチャットボックスではありません。範囲が限定されたワークスペースの中で作業しています。そこには、Perchが読み書きできるフォルダ、ファイルブラウザとエディター、本物のターミナル、長文の出力のためのキャンバス、Perchが操作できるブラウザセッション、そしてすべての主張の背後にある出典の記録があります。

このページでは、それぞれの部分が何かを説明します。Perchがワークスペース内で使うツールについては、エージェントハーネスを参照してください。

フォルダの範囲が境界になる

Perchはあなたが選んだフォルダで作業します。この選択は便宜のためではなく、権限の境界です。ファイルシステムへのアクセスは、呼び出しごとに承認済みのルートに照らして検証されるため、Perchが指定されたフォルダの外に出ることはできません。ディスク全体のインデックス作成も行いません。

関連する資料はまとめておき、範囲に含めたくないものは外しておきましょう。フォルダを変えると、Perchが見たり、読んだり、編集したりできる対象も変わります。

ファイルブラウザとエディター

デスクトップアプリでは、ワークスペースはモデルが話題にするだけのものではなく、実際のインターフェースとして提供されます。

  • ファイルブラウザ:Perchがアクセスできるフォルダツリーを移動できます。
  • シンタックスハイライト付きのファイルビューア:任意のファイルを開き、言語に応じた適切な色分けで読めます。チャットのやり取りでコードブロックに使われているのと同じトークナイザーを使っています。
  • インライン編集:Perchを離れたり別のエディターに切り替えたりせずに、パネル上で直接ファイルを編集して保存できます。
  • 差分表示:変更内容を行単位の差分で確認できます。バックグラウンドエージェントからの変更提案も、この形でレビュー用に表示されます。

ターミナル

デスクトップアプリには、シミュレーションではない本物のターミナルペインがあります。Perchが実行したコマンドはそこに表示され、同じセッションをあなた自身が操作することもできます。長時間かかるコマンドはバックグラウンドに回すことができ、Perchは別の作業を続けながら、その状況を確認したり、完了を待ったり、停止したりできます。

キャンバス

長文の出力は、チャットの履歴に埋もれることなくキャンバスに表示されます。下書き、メモ、監査メモ、要約、出典に裏付けられた改訂版などです。ドキュメントとしてPerchの外に持ち出す作業には、キャンバスがふさわしい置き場所です。

アーティファクトはチャット内のカードからこのパネルで開き、Artifactsライブラリには複数のチャットの出力が集められるので、あとから見つけられます。プレビュー、改訂、ダウンロード、共有リンクについてはアーティファクトを参照してください。

ブラウザセッション

Perchは、アプリごとにOAuthの許可を求めるのではなく、あなたが管理するブラウザセッションを使って、すでにサインインしているウェブツールを操作できます。アクセシビリティツリーとスクリーンショットを組み合わせてページを操作するため、ローカルの開発サーバーを指定して、作ったばかりのものをPerchに確認させることもできます。

できることと、自分で操作を引き継ぐ方法については、エージェントブラウザを参照してください。

出典の記録

主張は、Perchが読んだ資料を指し示します。文章作成では、裏付けのない主張は最終稿に入る前に印が付けられます。出典の検証を参照してください。

利用環境ごとの違い

ワークスペースはどこでも同じではありません。利用環境を選ぶ前に、違いを知っておくと役立ちます。

デスクトップCLIPerch AI Web
フォルダへのアクセス(読み書き)対応対応非対応
ファイルブラウザ、エディター、差分表示対応ターミナルUI非対応
ターミナル対応CLI自体がターミナル非対応
フォルダのインデックスとリトリーバル対応非対応非対応
エージェントブラウザ対応非対応非対応
キャンバス対応対応一部対応

CLIは機能を削ったクライアントではなく、本格的なターミナルUIで、デスクトップと同じファイル操作とコマンド実行ができます。CLIにないのは、フォルダのインデックスとエージェントブラウザです。Perch AI Webは手軽な入り口で、ローカルフォルダを使わずに、アップロードして質問し、出典付きの回答を得られます。