PerchAI
仕組み

セキュリティとデータ

Perchがあなたのファイルとデータをどう扱うか、何がデバイスに残り、何がクラウドで処理されるか、そして関わるプロバイダーについて説明します。

Perchは、機密性が重要な仕事のために作られています。このページでは、あなたのファイルがどのようにアクセスされるか、何があなたのマシンに残り、何がマシンの外で処理され、誰がそれを処理するのかを正確に説明します。鵜呑みにしていただくようお願いするよりも、仕組みを正確にお伝えしたいと考えています。

Perchがファイルにアクセスする仕組み

デスクトップでは、Perchはあなたが管理する権限モードのもとで動作します:

  • Default。Perchは、あなたが明示的に承認したフォルダの中だけで作業します。
  • Auto Review。よく使う作業フォルダ(Desktop、Documents、Downloads、Projects)を利用でき、それ以外は事前に確認します。
  • Take the Wheel。ホームディレクトリ内の任意のフォルダを、以下の制限の範囲内で利用できます。

自律性のレベルはあなたが選び、いつでも変更できます。Perchが勝手にディスク内を歩き回ることはありません。

デフォルトで保護

機密性の高いパスは常にアクセス禁止

組み込みのブロックリストにより、PerchはTake the Wheelを含むすべてのモードで、認証情報やシステムの場所を読み取れません。対象には、SSHキーやクラウドのキー、環境ファイルや認証情報ファイル、鍵ファイルや証明書ファイル、保護されたシステムディレクトリなどが含まれます。このブロックはどの権限モードの評価よりも先に適用されるため、自律性がこれを上書きすることはありません。

確認が必要な操作

最もリスクの高い操作が自動で行われることはありません。force pushと一括削除は、Take the Wheel以外のすべてのモードで必ず確認を求めるため、自動化されたステップがあなたに代わって取り消せない操作を黙って行うことはありません。Auto Reviewでは、それ以外の影響の大きい操作は、毎回あなたの作業を中断するのではなく、実行前に別のレビュアーが確認します。そのレビュアーの判断方法と、どんなときにそれでもあなたに確認を求めるかについては、権限モードを参照してください。

分析は隔離されたサンドボックスで実行

Perchが数値の検証やデータ処理のために分析コードを実行するとき、そのコードは、ネットワークアクセスとパッケージのインストールが無効化され、マシンの他の部分から隔離されたサンドボックスで実行されます。分析はトランスクリプトに表示されるので、何が結論づけられたかだけでなく、何が実行されたかも確認できます。

デバイスの外で処理されるもの

Perchはアクセスとコントロールの面ではローカルファーストですが、エアギャップ環境ではなく、そうであるかのように示すつもりもありません。回答を生成するために、そのターンに必要な資料(関連するドキュメントの内容を含む)は、処理のために当社の推論プロバイダーに送信されます。フォルダをインデックス化すると、リトリーバルが機能するように、それらのファイルは文章のまとまりに分割されてワークスペースに保存されます。メモリと会話履歴も、ワークスペースに保存されます。これらはすべて、あなたのアカウントとワークスペースの範囲に限定されています。

プランごとのデータの境界

ProとEnterpriseはデータプログラムの対象外

ProまたはEnterpriseが有効な間に生成されたアクティビティは、無償提供のProアクセスによるものも含め、AIのトレーニングとデータセットのライセンス供与から除外されます。自分のAPIキーを使った利用とセルフホストでの利用は、すべてのプランで除外されます。Perchは、これらのカテゴリーのユーザーコンテンツや顧客を識別できるアクティビティを販売またはライセンス供与せず、モデルのトレーニングやほかの顧客向けの製品改善にも使用しません。

以下の約束は、サービス全体に適用されます:

  • リクエストの内容は、要求された出力を生成するためだけに推論プロバイダーに送信されます。Perchは、推論プロバイダーがそのリクエストの内容でトレーニングを行うことも、基盤となるモデルのベンダーと共有することも許可していません。
  • データは、Perchのインフラストラクチャープロバイダーを通じて、転送中も保存時も暗号化されます。
  • アカウントとワークスペースへのアクセスは、認証とメンバーシップの管理によって範囲が限定されます。
  • アカウントとワークスペースのデータの削除を依頼できます。ただし、法令上の保持要件と、後述する合理的に紐づけられなくなったデータに関する制限が適用されます。

Starter Data Program

無料のStarterプランには、Perchが費用を負担するホスト型モデルの使用量を支えるためのデータプログラムが含まれます。バージョン管理された通知が表示されたあとにデフォルトで有効になり、Settings → Privacyでいつでもオフにできます。

このプログラムが適用されるのは、アカウントまたはワークスペースがStarterを利用しており、Perchがホスト型モデルへのリクエストの費用を負担し、かつプログラムが有効になっている間に生成された対象アクティビティのみです。Pro、Enterprise、有効なProアクセスまたは無償提供のProアクセス、自分のAPIキーを使った利用、セルフホストでの利用には適用されません。対象かどうかは、そのやり取りが生成された時点で有効なプランと推論の提供元に基づいて判断されます。あとでプランを変更しても、それ以前のアクティビティの分類は変わりません。

このプログラムは、2026年9月13日以降に生成された対象のやり取りに対し、通知が提示され、該当する確認が記録されたあとから、将来に向かって適用されます。既存のStarterユーザーは、確認を行ったあとから将来に向かってのみ参加します。過去のアクティビティは、別途の明示的な許可がない限り含まれません。

Starterのデータセットは生のユーザートレースではありません

Perchは、対象となるStarterのアクティビティを、フィルタリング、秘匿化、抽象化、変換、アノテーション、一般化、集約、抑制、品質レビューによって 派生トレーニングデータに変換する場合があります。これにより、エージェントの改善に役立つ構造を保てます。たとえば、変換済みまたは匿名化されたタスクの説明、モデルの入力と出力、ツールの選択、ツールの引数と結果、失敗と再試行、ワークフローのステップ、評価結果、承認・却下・修正のシグナルなどです。

Perchは派生トレーニングデータを、第三者による利用も含め、AIのトレーニング、ファインチューニング、評価、ベンチマーク、テスト、開発のために使用したり、商用ライセンスを供与したりする場合があります。これはユーザーの生のトレースのコピーではありません。

このプログラムでは、次のものを除外します:

  • 生のプロンプト、チャット、モデルの出力、ツールの引数、ツールの結果
  • ファイル、ドキュメント、ワークスペースの資料、機密の原資料
  • メールの内容とブラウザのページ内容(ツール操作の構造的なパターンが保持される場合でも)
  • 名前、アカウントやプロフィールの詳細、個人情報、支払い情報
  • 認証情報、パスワード、認証トークン、APIキー、その他のシークレット
  • 人、アカウント、ワークスペース、顧客、組織、機密の出典に合理的に紐づけられるままのあらゆる記録

データがPerchの外に出る前に、管理策により、直接的・間接的な識別子の除去、機密性の高い内容やシークレットの検出、出典に固有の詳細の抽象化、個人の特定につながるまれなイベントの抑制、重複した資料の排除、安全に変換できない記録の却下が行われるよう設計されています。受領者は契約により、再識別、ユーザーコンテンツの復元、出典を特定するためのデータの組み合わせ、影響を受ける個人や組織への接触、ターゲティング広告を禁じられています。

プログラムをオフにすると、それ以降の対象データの収集と使用が停止し、可能な場合には、まだ生のままで、エクスポートも派生トレーニングデータへの組み込みもされていない対象記録が削除されます。データが出典と合理的に紐づけられなくなると、Perchはそれをアカウントと関連付けたり、提供済みのデータセットやトレーニング済みのモデルから削除したりできなくなる場合があります。Perchの提供、保護、サポート、デバッグ、使用量の計測、規約の執行に必要な運用上の処理は継続されます。

対象範囲の詳細については、Starterプランガイドとプライバシーポリシーを参照してください。

サブプロセッサー

Perchは、サービスの運営に以下のプロバイダーを利用しています:

  • Amazon Web Services (Amazon Bedrock)。モデルの推論。
  • Weights and Biases (W&B Inference)。モデルの推論。
  • Fireworks。モデルの推論。
  • Supabase。認証、ワークスペースのインデックス、メモリ、会話の保存。

このリストは最新の状態に保っています。セキュリティレビューのためにデータ処理条件が必要な場合は、お問い合わせください。